「平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害」写真返却

昨年8月の広島土砂災害後、いち早く各避難場所を回り、
写真洗浄活動のことを地域の方々に知らせてくれた、
あらいぐま常連メンバーの広島のT口さんからの報告です。
(アルバムが出来上がった時の活動報告ブログ→こちら

  ※下記のレポートは、「コミサポひろしま」HPにも掲載されています


・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・


八木のH様、
住宅の1階部分が土砂で埋り、立て替えをされたお宅の方です。

幸い、ご家族のどなたも命にかかわる状態にはなっておられませんが、
今は独立されておられる3人の子供さん達の思い出の写真が土砂で損傷してしまいました。

土砂出し、住宅の補修、日常生活…。
日々たくさんのことに追われて、土砂にまみれてしまった写真に関心が及ぶはずもなく。

災害から1年が来ようとしている6月、
片付けの最中に汚れて損傷激しい写真の束をみつけて、
以前に目にしたことのある『写真洗浄』の活動を思い出して下さり、
コミサポに連絡を頂きました。


お話を伺いにご自宅を訪ねた時、
あの日からの心労が未だにに続いておられるご様子で、
涙を流しながらいろいろお話をして下さいました。

被災され、突然生活が変わることは、H様だけに限らず、
思いがけず多くの傷を負うのだと改めて感じる時間になりました。
写真洗浄の内容を説明させていただき、
納得された上でお引き受けし、預かって帰りしました。


広島でボランティアを募り写真洗浄が出来るとよかったのですが、
損傷状態からとにかく早く洗浄に取り掛かる必要があると判断し、
写真館で撮影された記念写真は、広島写真師協会の方に判断を頂き、
アルバムに入っていたスナップ写真は、
山口県で、東北の被災写真はじめ、
その他災害に遭った地域の被災写真も丁寧に洗浄活動をされている
『あらいぐま作戦in周南』の代表に直接お願いをして気持ちよく引き受けて頂き、
すぐに洗浄に取り掛かっていただきました。

コミサポからも手伝いに参加させてもらい、
『あらいぐま作戦in周南』のみなさんの丁寧かつ迅速な作業により、
新しいアルバム2冊に泥の無い綺麗な写真が並びました。
洗うことにより、元の画像は消えてしまった写真もありましたが、
家庭で保管出来る状態になって戻ってきました。


早速お宅に届けに伺い、アルバムを確認していただくと、
『ありがとうございます。涙が出そうです』と言われ、
何度も『こんなに…手間をかけてもらって、綺麗にしてもらって』と、
お礼を言って頂きました。
unnamed広島写真返却
『せめてアルバムのお金くらい払います』など気を遣って申し出がありましたが、
喜んで頂くことで充分なので、と丁重にお断りしました。

まだ、写真師協会の方にもお願いしている記念写真も、
洗浄補修に取り掛かっていただいてますので、またお届け出来る日が来ます。

いろんな方の御理解と御協力により、
持ち主の方に喜んでいただいて、本当によかったです。
                          


文:T口
構成:イッチィ
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